2011年1月31日月曜日

No.385 青来有一「てれんぱれん」→ 3点

青来 有一「てれんぱれん」→ 3点

発行元 :株式会社文藝春秋
初版発行:2007/11/10

青来 有一(セイライ ユウイチ)


あらすじ

私の父は被爆者で、本当なら死ぬところを、爆心地でも逞しく自生していた
ニラを食べることによって生き残った。
人を押しのけたり怒ったりすることなく、ひたすらひっそりと生きていた父
には、ちょっと不思議な力があった。

父と同じようにひっそりと隅っこで佇んでいる「てれんぱれんさん」を見る
ことができたのだ。
父とてれんぱれんさん、そして私の不思議な出来事を描いた一冊。

コメント

自分自身が九州出身で、タイトルを見た瞬間に「てれんぱれんしなさんな!」
と昔よく母から怒られた記憶がよみがえってきたので読んでみた。

ある種の失われた世界について実に繊細に描かれた一冊。
魂的に合う・合わないがはっきり分かれるだろうなと思わせる内容で、私は
残念ながら「ちょっと同調できなかったかな」という感じでした。

主人公の「わたし」を含め、登場人物全体にあまり興味が湧かなかった。
ただ、最後までさらっと読めたので、作品が悪いのではなく単純に「合わな
かった」というだけの話しでしょう。

てれんぱれん

了。



0点→途中リタイア。読むことが苦痛。出会ったことが不幸。意味が分からない。
1点→なんとか最後まで読んだが、時間のムダだった。つまらない。
2点→可もなく不可もなし。ヒマつぶしにはなったかなというレベル。
3点→難点もあるがおおむね満足。この作者なら他の作品も読んでみたい。
4点→傑作。十分に楽しんで読めた。出会えてよかった一冊。他人にもすすめたい。
5点→最高。とにかく良かった。人生の宝物となる一冊。