2010年12月2日木曜日

双雲からの言霊

■今日の武田双雲からの言霊

がんばりたいと思わない限り、

がんばらないほうがいいと思う。

今日も一日味わいつくしましょう。

本のご紹介です。仕事にすぐ効く 魔法の文房具

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これであなたも読書通!話題の本をほぼ日刊でご紹介

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仕事にすぐ効く 魔法の文房具  土橋 正
¥ 1,680  東京書籍 (2010/6/23)

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発想、記録、整理、事務作業、ツール。それぞれの分野で使いや
すい文房具を紹介したもの。写真にがっつりコラムつきで、文房
具好きな人には非常に楽しめる一冊。

発想の章では筆記具が紹介されていた。鉛筆を収納できる、短い
鉛筆を長く使うことができるブラスペンシル。たった5ミリの芯の
中にシャープペンとボールペン、二種類の機能を備えているパイ
ロット・バーディスイッチ。

万年筆、サインペンの紹介もあるが、私がいいなと思ったのは手
帳にはさめる小さいサイズのペンだ。ゼブラのSL-F1Mini。8ミリ
ちょっと、手帳にジャストサイズのペンだが、11ミリに伸ばして
使うこともできる。

手帳にメモするだけでなく、普通の書き物にも使えるのがいいね。

記録の章、ここではふせんやノートなど、アイディアを生かすた
めの道具が案内されている。

ハックノート。裏表紙が観音開きになっており、あらかじめ付箋
を貼り付けておくスペースが用意されている。ここはアイディア
ボードと呼ばれ、思いついたことを付箋にメモして貼り付けてお
く場所になっている。

作業中、ひらめいたことをメモにとったはいいものの、書いた場
所を忘れてしまうことはないだろうか。このアイディアボードに
付箋で貼っておけば、探す手間が省け、ひらめきを有効に使える
のである。

付箋にもいろんな種類があって、かわいらしい草の形をしたもの
がある。本など、気になる場所にこの付箋を貼っていくと、閉じ
たとき、本から草が生えているように見える。

ユルリクのグリーンマーカー。弁当に入っているバランのような
付箋だ。

ノートを選ぶときは、スキャンすることも念頭においておきたい
もの。保存するメモ帳abrAsusは、縦11センチ、横8センチの本皮
仕様の文房具。

このしっかりしたファイル(?)のようなものにA4コピー用紙を
折りたたんではさむ。広げてメモを取ることができ、さらに外し
てスキャンすることができる。

エバーノートという、メモをオンラインで見られるソフトを使え
ば様々な場所でアイディアを整理することができる。PCでも携帯
でも、スマートフォンでも使えるので便利。

3章め、整理の項目ではスケジュール管理の仕方について書かれて
いる。スケジュールは基本、カレンダーを模した手帳に書くのが
お好きなのだそうだ。

月曜始まりのマンスリータイプ、これにシャープペンで予定を書
きこんでいく。消して調整できるのがいい。

大切な予定にはエーワン・ポータブル蛍光テープを貼って目立つ
ようにする。必要なページを開くためにははさむしおりを利用す
る。ブックダーツ、メタル製のクリップが気にいている。

はさむといえば面白いものが一つあった。月光荘の右手クリップ
だ。アマゾンで見つからず、写真をお見せできないのが残念なの
だけど、この発想やよし!の一品。

針金を右手の形に折り曲げただけの文房具である。何に使うのか
といえば、紙を挟む、しおり代わりとして利用するものらしい。

著者はこれを、着手したプロジェクトのファイルのはしに挟んで
いる。まさに手をつけたというわけ。

事務作業の章では郵便物の重さを量るポストマン100、ガムテー
プをストレスなしで切れるはさみ、エアロフィットなどが紹介さ
れている。

エアロフィット、ガムテープの粘着を気にしなくていいらしいか
ら、よく使う人には便利かもね。

最後辺りに乗っているスイステック・ユーティリキーはユニーク
な文房具だ。

鍵の形をしているマルチツールで、ナイフ、のこぎり、ドライ
バーなどの機能を備えている。万能ナイフが鍵の形をしている物
だ。


個人的にはユーティリキーが一番ほしいかも。使うことはないと
わかっているが、やはりこういうのは好きだ。


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