2010年12月20日月曜日

本のご紹介です。魚ガールの 築地でうまい魚 食べ歩き

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これであなたも読書通!話題の本をほぼ日刊でご紹介

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本日は ◆生活、ほっこり系

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魚ガールの 築地でうまい魚 食べ歩き 二枚貝、監修・生田與克
¥ 1,260  中経出版 (2010/9/4)

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山ガール、森ガールのお次は魚ガールということらしい。

テレビ朝日の「おかずのクッキング」、番組HPに連載されたイラ
ストエッセイ。二枚貝なるユニットが、築地に出向いて旬の魚を
レポートするというもの。

先生役は築地のマグロ中卸店「鈴与」の三代目、生田のアニキと
呼ばれる方。この方がおいしい魚の食べ方や、見分け方を教えて
くれる。

春 アジ、ホタルイカ、イワシ、イイダコ、タイなど。

中でもイワシは昔から、日本人の食生活に大きく関わっている。

幼いものはシラスと呼ばれる。シラス干しにされる魚だ。釜茹で
にして、干したものがシラス干し。これをさらに乾燥させるとち
りめんジャコと呼ばれるそうだ。(関西人の私はちりめんジャコ
しか知らなかった。関西では、シラス干しはめったに見ない)

大きく育つとメザシになり、煮干になる。塩焼き、つみれにして
もうまい。「七回洗えばタイの味」なんてことも言われるそうだ
が、庶民の暮らしに密着している魚であるのだ。

さばくときは、梱包に使うビニールバンドを利用するとよい。え
らの後ろの辺りに当てて引くと、簡単に三枚おろしができる。

夏 イサキ、サケ、アユ、タカベ、シンコ、コチなど

シンコとはコハダの幼名。4、5センチの頃をそのように呼ぶ。初
物好きの江戸っ子はこの魚がたいそう好きで、今でも初せりは高
値になるのが常のこと。

この魚、コハダになってもコノシロになっても、酢じめで食べら
れることが多い。焼くと人肉を焼くようなにおいがするそうなん
だけど、誰にも真偽はわかんないよね。

シンコはさばくのにも手間がかかるから高い。銀座の寿司屋では
数万円もすることがある。シンコとコハダは脂ののりの違いでわ
かる。旬の魚を知っておくと、寿司屋で一目置かれるようになる。

秋 ハゼ、サンマ、シシャモ、イクラ、エビ、サバ

サンマのおいしい食べ方。焼き魚だけじゃないんだなと、まさに
目からウロコだった。

サンマを三枚におろして塩をふる。15分ほど置いて、酢水(1対1)
につける。これだけでさっぱり、たくさん食べられるようになる。

また、味噌にみりん、ねぎを混ぜたねぎ味噌を、背開きにしたサ
ンマにはさんで焼いてもよい。安くておいしい庶民の味方。いろ
んな食べ方で味わいたいもの。

冬 タラ、アンコウ、ホタテ、ヒラメ、サワラ、カキ

タラとホタテ、私がぜひ、やってみたいと思う料理があった。

タラ豆腐 つけ汁を作る。煮切った酒にしょうゆとほぐした鰹節、
ねぎを入れてつけ汁とする。容器に入れる。

鍋に湯を張り、つけ汁の入った容器を真ん中に置く。豆腐とタラ
を湯の中に入れ、つけ汁につけながら食べる。湯豆腐みたいに楽
しめばよいらしい。

ホタテのカレースープ ホタテの貝柱、適当な貝(本書ではホッ
キ貝を使用)を水に入れて煮立て、沸騰したところにカレールー
を入れる。貝のだしとカレースープが絶妙な味。


二枚貝はアラフォー女子二人のユニット。若い女子アナをねたん
だり、男子ゲットをたくらんだり、ギャグも十分楽しかった。

知らないことを、たくさん知ることができたのもうれしかった。

無性に魚が食べたくなる。「魚っ食い」の日本人の血に訴える一
冊。

魚ガールの 築地でうまい魚 食べ歩き 二枚貝、監修・生田與克



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No.380 平野啓一郎「ドーン」→ 2.5点

平野 啓一郎「ドーン」→ 2.5点

発行元 :株式会社講談社

初版発行:2009/7/9

平野 啓一郎(ヒラノ ケイイチロウ)



あらすじ

2033年11月6日。
人類はついに火星の上に降り立った。
一兆ドルの予算と人類の夢を乗せた「ドーンプロジェクト」は華々しく成功
したことになっていたが、その裏には闇に葬られた事実もいくつかあった。
発展を続ける科学技術と、ますます混迷の度を深める社会の矛盾を鋭く切り
取った近未来小説。

コメント

「ドーン」とはDAWN、つまり『夜明け』という意味らしい。
人類に夜明けをもたらす火星行きロケットに付けられた名前だ。
人類初の火星旅行を描いたSFかと思いきや、米国軍産複合体やら生物化学兵
器やら大統領選挙やらがわらわらと出てきてどうにもまとまりようのない作
品だった。
なんと言うか、一言で言うと難解な作品。
兵士の派遣労働化とかITの究極である「散影」とか、近未来に現実化しそう
な概念の切り取り方は実にスルドクて唸らされたのだけれど、いかんせんテー
マと登場人物が多すぎてついていけなかった。

個人的な評価としては明らかな失敗作ですな。
最後の方は圧倒的な眠気と戦いながら、根性のみで読了しました。ダメ。

平野 啓一郎「ドーン」



0点→途中リタイア。読むことが苦痛。出会ったことが不幸。意味が分からない。
1点→なんとか最後まで読んだが、時間のムダだった。つまらない。
2点→可もなく不可もなし。ヒマつぶしにはなったかなというレベル。
3点→難点もあるがおおむね満足。この作者なら他の作品も読んでみたい。
4点→傑作。十分に楽しんで読めた。出会えてよかった一冊。他人にもすすめたい。
5点→最高。とにかく良かった。人生の宝物となる一冊。

※ 小数点は、上記点数の間であるとご理解下さい。

双雲からの言霊

■今日の武田双雲からの言霊

徹底的に自分の欠点と向き合うんだ。

それを活かすか、治すか、放置するかは、

自由なのだから。

今日も一日味わいつくしましょう。