著者は以前に「ふざけるな専業主婦」という本を書き、多くの専業主婦から反論をもらったそうです。今回はそれに対する回答。著者はよっぽど専業主婦が嫌いなようで、「専業主婦はダンナに寄生するカチク以下の存在」とばっさり。
その理由は働いていないのに税制上優遇されているのが気にくわないようです。
しかし彼女の言っていることには矛盾があります。「専業主婦を否定しない。働くのがイヤなら働かなくてもいい」と言っているのに、別のところでは、「専業主婦は働けるのにはたらかない怠け者」と批判しています。
「専業主婦は黙っていろ」というなら自分も黙っていればいいのに。
こういう矛盾に気づいていないところが恥ずかしい。
突っ込みどころ満載の一冊。
<発行人より>
著者のお名前の最後の文字は糸へんなのですが、どうしても出すことができませんでした。やり方をご存じの方は教えてください。