サラリーマンという枠に、はまらないサラリーマンがいる。
芸術家というイメージに、とらわれる芸術家がいる。
どうやら「自由」に、職業や環境は関係ないようだ。
今日も一日味わいつくしましょう。
サラリーマンという枠に、はまらないサラリーマンがいる。
芸術家というイメージに、とらわれる芸術家がいる。
どうやら「自由」に、職業や環境は関係ないようだ。
今日も一日味わいつくしましょう。
本日は ◆芸能、エンタメ系
世迷いごと マツコ・デラックス
¥ 1,260 双葉社 (2010/10/13)
アマゾンのレビュー見て爆笑した。悪いレビューのほとんどが、
「マツコはこんなもんじゃない!」と主張している。この程度の
エッセイじゃ、マツコの真価は問えぬと声高に叫んでいる。
みんな、マツコさんが好きなのね。
テレビに出る女性有名人を槍玉に挙げた毒舌エッセイ。マツコさ
んの語りを編集したものだそうだ。
確かに、コタツでぐだぐだしゃべっているだけのような本では
あった。こちらも負けず、だらしない格好で猫でもいじくりなが
ら、気楽に読むのが吉というところだろう。構えず、楽しく。
以下、皆さん敬称略でご紹介させていただきます。ファンの方、
ご理解よろしくお願いしますよ。
・広末涼子 孤高に生きる凄いタマのオンナ
この人は「長い目で見なきゃ」って思ってたの。出てきた頃は日
本のロリコン市場に合致するオンナだったわけよね。
でも奇行が報道されたり離婚をしたり、バッシングの嵐にもさら
されたわけよね。それで彼女は一回り大きくなったのよ。
アタシ(マツコさんご本人のこと)の勝手な決めつけなんだけど、
女優や歌手として大成しようと思ったら、結婚なんかしちゃだめ。
家庭の安らぎなんか得ちゃだめなのよ。女優は生き様を見せつけ
るのが仕事なの。
広末は、最初吉永小百合みたいになると思ってた。でも今は、大
竹しのぶに似てると思うわ。狂気をはらんだ役ができると思う。
・川島なお美 脳細胞が健やかなオンナ
アタシ昔は、川島なお美を「生き恥をさらして、哀れなオンナ」
だと思ってたのよ。「私の血にはワインが流れている」なんて聞
いたときには、世間の皆と同じようにアレレと思った。
でもこの人、いつの間にかキャラを定着させてしまったわね。ワ
インのイベントには必ず呼ばれている。
この人は、世間にどう思われようと気にしないのよ。馬鹿にされ
てる? なんて、考えることがない。脳細胞が健やかなのね。自
分に興味のあることを純粋に楽しんでいる。
この人を理解するのに10年かかったわ。世間の反応に対する鈍さ、
でもそのおかげで、ハスにかまえず楽しそうに生きている。すご
いわ。
・沢尻エリカ
ファンに握手をせがまれたとして。長澤まさみだったら「キモイ」
と思いながらも笑顔で握手してくれるよね。でもエリカだったら、
「薄気味悪い奴はきらいだ」ってはっきり言うと思う。
相手をちゃんと人間として見てるのはどっちだろうね。
この人は、女優とは何であるかがよくわかっている。生意気言っ
て、変な男と結婚して、生き様を見せるのが女優の人生。あふれ
出すものがない人は、魅力的とは言えないの。
ただ、離婚が少々早すぎたわね。薄っぺらい男と結婚して、面白
くなったところだったのに、目が覚めるのは早すぎだと思うわ。
もう少しショッパイ思いをしてほしかった。
とはいえ、今後も見守りたいところ。この人には、無人島に取り
残されても、オオトカゲを食って生きのびそうな強さがある。楽
しみだわ。
藤原紀香のことを「芦屋のマダムくらいでおさまっておけばよ
かったのに」と評していたのには笑った。そこそこ美人で、ボラ
ンティアにも熱心で、ぴったりだと思うもん。(あ、私、紀香さ
んファンです)
エビちゃんモエちゃん、寺島しのぶ、高岡早紀、叶姉妹、女子ア
ナ、滝川クリステル、小谷真生子、など。
下ネタというか、その手の単語も多いです。やっぱこの人、視線
が男なんだなあって思う。だから怖いね。
ワイドショー好きな方に。