新井淑則さんは埼玉県の長瀞町立長瀞中学校で国語を教えています。全盲です。
新井先生は網膜剥離により視力を失いました。35歳の時でした。仕事ができなくなり荒れた生活になってしまいました。壁にパンチをし、穴を開けたり、奥さんとは喧嘩の毎日。しかし、リハビリを続け養護学校の教員として復職。盲学校を経て、ついに普通中学校の教壇帰ってくることができました。
新井先生の復職の影には多くの人の善意の協力がありました。そして何より本人の努力と忍耐力がすばらしかったのでしょう。
復職について不安ばかりでしたが、それが少しだけ和らいだ気がします。