これであなたも読書通!話題の本をほぼ日刊でご紹介
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こんにちは!活字中毒のモモちゃんです。
また糠床を作った。
何度か挑戦しているんだけど、そのたびに悪くしてしまって、
捨てる羽目になるばかりだったんだ。
たいてい、できた当初は一日に何度も出しては開け、開けては
混ぜをくり返す。だけどそのうちうっかりしてしまって、気が
つくと悲しいかな、変なにおいがするようになってしまうんだ。
というわけで、ここで宣言いたしましたからね。毎日おいしい
糠漬けを作ります、食べます。
自慢の糠床というやつを、持ちたいお年頃なんだ。
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本日は ◆ビジネス、営業系
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30日で人生を変える「続ける」習慣 古川 武士
¥ 1,365 日本実業出版社 (2010/11/11)
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ほんのわずかなことでも、続ければ大きな力になる。
たとえば読書。一日30分を一ヶ月続ければ15時間、本に費やすこ
とになる。一冊3時間として、一月で5冊。三年経てば180冊の本に
目を通すことができる。
だが問題はそれを「続ける」ことだ。目標を立てても続かず、挫
折感を味わうことが、人生で何度あっただろうか……。
実はこの習慣化、失敗した人を調査してみると、およそその半数
近くが始めて7日以内に脱落しているのだそうだ。この本ではその
期間を「反発期」と呼ぶ。
次の8日から21日までの間で約4割が挫折する。この期間は「不安
定期」。続いて22日から30日までの間は「倦怠期」と名づけられ、
この時期にも2割、続けられなくてやめてしまう人たちがいる。
本書では、時期別の乗り越え方、習慣としてつづけていく方法を
詳しく解説してくれている。とてもわかりやすい。説明が明快な
のがいい。やってみようと思える。
目的によって、習慣化するまでに必要な時間は多少違ってくるそ
うだ。たとえば人脈を作ろうと思うと、一月では足りず、より多
い時間が必要になる。
だが本日このメルマガでは、30日間続ける方法をひとまず紹介す
ることとする。30日で結果が出る習慣は、片付け、貯金、テレビ
離れなどがある。
目標を立てる。始める。するとすぐ反発期が来る。このとき、問
題となるのは立てた目標のハードルの高さである。
やっぱ無理かも、と思っちゃうんだよな。
この時期はただ続けることを念頭に置くこと。読書なら、とにか
く本を開いてみる。ランニングなら準備運動だけでもOK。この時
期に難しいことをしてはいけない。考えてはいけない。
ベビーステップと命名されているが、とかく簡単なことをとりあ
えず続ける習慣をつけよう。結果にこだわってはだめ。
8日目からの不安定期にも、続けることに集中する。この時期にな
ると、イレギュラーなことが言い訳になりがちになる。体調不良、
仕事の多忙、突然のイベントなど。
そんなときは再びベビーステップに戻るともよい。始めた当初の
簡単な行動を再度やるのだ。どうしてもだめなら、振替日を設け
るなど、臨機応変に対応しよう。
自分を励ます仕組みも、この時期に作っておきたい。ご褒美を設
定する、遊びを取り入れてみる、周りに宣言するなど、その方法
もいろいろ紹介されている。
さて倦怠期だ。せっかく続けてきた習慣に、飽きが訪れる時期だ。
このときは変化を作ろう。テキストを変えてみたり、音楽を流し
ながらやったり、部屋から飛び出してカフェに行ってみたり。
私がいいな、と思ったのは、この時期に次の目標を考えるという
ことだった。
習慣化するまでは、一つの目標に専念すべきなのである。だが一
月し、たいてい慣れてきたと思ったら、新しい目標を立ててもい
いのである。いいらしいんだ。
次やることも、味わう倦怠も、多分同じであるだろうけれど、着
実に新しい自分になれている気がする。これはうれしい。
そう思うと今の習慣も大切に思えてくるんじゃないだろうか。
挫折するのは自分だけではないのだと思った。誰にも共通する心
理が、そのときには訪れるようだ。ならば制する方法も、必ずあ
るというわけである。達成している人が現にいるのだから。
は、は、は、と高笑いが出る一冊だった。三日坊主の正体見たり
と、しゃれこみたい気分になった。もう怖くねえや、な。
また気に入ったのが紙の質だ。なんでやろね、すべすべしてるね
ん、この本のページ。
本屋さんで見かけたら、表紙、ページ、つるつる撫で回してやっ
てちょーだい。ご利益が得られたような気分になれる、かも。
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●年末を見据えて、そろそろプリンターの季節ですなあ。
無線LAN&高画質、カンタンLEDナビ搭載。
どんどん便利になるね。